『これぞ暁斎!』

河鍋暁斎という幕末から明治にかけて活躍していた絵師が大好き。

全然詳しくないけれど、アートは好きで、よく美術展に出掛ける。

日本、海外、時代など問わずに、気になったら観に行く。

京都で『これぞ暁斎!』が本日から始まったので、喜んで行ってきた。

 


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わたしは、人生にユーモアは一番必要だ!と思っている人間なのだけど、きっと河鍋暁斎も人生のなかのユーモアの割合を多めに持っていた人ではないかと思う。

戯画にしろ春画にしろ、なにかとくすりと笑える要素が散りばめられていて、とにかく楽しい。

「放屁合戦」なんて、アホすぎて笑える。

 

暁斎は鴉を気に入っていたらしく、かなり沢山描いていている。

わたしも近所で見かける鴉に「将軍」と名付けていて、通勤時に心のなかで話しかけたりしてるので、鴉をかっこよく描いてくれていて嬉しかった。

近所の将軍は、ゴミを荒らすことなく、常に堂々としていて品があってかっこいい。

 

将軍という名前は、「20世紀少年」のおっちょからいただいた。トヨエツ、怒るだろうか。

暁斎は誉めてくれる気がするのだけど。